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コラム会報誌研究発表
獨協医科大学散策 水原 秋櫻子の句碑①
獨協医科大学の構内には、俳句界の巨匠である水原秋櫻子(1892 年〜 1981 年)の句碑が 3 つある。秋櫻子は、東京都千代田区西神田で生まれ、家は産婦人科の病院であった。1904 年に獨逸学協会学校中学に入学し、第一高等学校、東京帝国大学医学部を卒業し、昭和医学専門学校の産婦人科初代教授となった。

1973 年に獨協医科大学が開学し、初代学長である石橋長英先生が獨逸学協会学校中学で秋櫻子の 2 年後輩でもあったことより、親しい交流関係であったため、3 つの句碑が建てられている。
1973 年に獨協医科大学が開学し、初代学長である石橋長英先生が獨逸学協会学校中学で秋櫻子の 2 年後輩でもあったことより、親しい交流関係であったため、3 つの句碑が建てられている。
獨協医科大学の中庭に 7 本の欅の木が大空に向かって飛翔している根本付近に威厳を保ちつつ大学を見守っている伊予青石で作られた句碑。

これは、獨協医科大学開設年である1973 年 4 月 1日に建立されたものだ。獨協医科大学は、獨逸学協会からの多くの諸先輩が作り上げてきた基礎と土台を守り、更なる発展をすることを謳っているのだろう。
山岸 秀嗣