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コラム会報誌研究発表

産業医講習会と第一回 FEM DOCTORS CAREER FORUM|会長コラムVol.28

先日の台風では、東京では浸水やマンホールから水が噴き出るなど出来事がありました。また先週の日本列島を縦断した台風は、特に九州地方に甚大な被害をもたらしました。心からお見舞い申し上げます。


ところで、酷暑ピークともいえる8月10日から12日まで、産業医講習会前半が本学30周年記念棟にて開催されました。北は北海道から南は沖縄まで各地から参加して頂けました。講師の先生も素晴らしい方ばかりで、受講者の皆様も満足されたようでした。私も開場前の受付で飲み物を配っていたところ、多くの同級生や先輩方にお会いできました。沖縄支部会支部⻑の山城千秋先生(3 期)には沖縄土産まで頂きました。ありがとうございました。大きなトラブルもなく前半が終了しました。後半は9月21日から始まります。参加される先生にはどうぞ楽しみになさっていて下さい。素晴らしい講演が待っていると思います。なお、会場の空調の関係で寒く感じる方がおられるようです。(特に女性の先生はカーディガン等を持参される事をお勧め致します。)


8月17日には第一回 FEM DOCTORS CAREER FORUM がライトキューブ宇都宮で開催されました。昨今医療業界において女性医師進出が目立っており、また医学生における女子学生の割合も約半数となってきました。しかしながら、社会における女性の役割としての妊娠出産等により、仕事と生活の両立が困難になる事もあります。女性として働き続けキャリアを形成しつつ、自らの人生もより豊かなものにしていくためにはどうしたら良いのだろう。そのような声があちこちから聞こえるようになりました。そこで同窓会では、各分野で活躍している女性医師をお招きして、講演や座談会を企画しました。講演は埼玉医療センター教授 小林さゆき先生(9 期)、本学薬理学教授 藤田朋恵先生、馬場医院皮膚科 馬場安紀子先生(1 期)の豪華メンバーで、大学での臨床や基礎あるいは開業医としての来し方についてお話頂きました。それぞれの先生の人生の岐路での選択方法や悩んだ事などを真摯に語って頂け、参加者の胸に刺さる講演でした。講演後に開催した本音トークでは、現在大学での臨床や開業をされた若手の先生と会場でやり取りをして頂きました。学生や研修医から多くの質問が飛び交い活発なセッションとなりました。終了後には宇都宮市内で二次会が開催されました。会場の硬い雰囲気とは一変して和やかな歓談の場となりました。



私は 9 期入学ですが、その頃の女子学生は約 1 割でした。入学して初めて 2 階の教室のドアを開けると男子学生ばかりで一瞬怯んだ記憶があります。しかし今では女子学生も半数近くとなっています。女性ばかりではなく皆が自分の進みたい方向に自信を持って歩んでいけるように私たちもできる限り応援していこうと考えています。そのためにも今後もキャリアフォーラムを積極的に実施し、様々な分野で活躍する同窓生を紹介していきたいと考えています。どうぞ皆様も後輩たちのためにお力をお貸しくださいませ。



9月21日からは産業医講習会の後半が始まります。また10月には獨医祭もあります。獨医祭ではバザー用品を集めております。結婚式の引き出物等ご家庭にあるお品をご寄付くださいますと助かります。学生たちのためにどうかご協力をお願い致します。

バサー用品の送付先

 〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880

 獨協医科大学学務部学生課気付 大学祭実行委員会


まだまだ暑い日が続きそうです。どうか皆様お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。