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コラム会報誌研究発表

全国私⽴医科⼤学同窓会連絡会東部会|会長コラムVol.26

⽇本列島は⾮常な気温となり、各地で熱中症の患者さんが増えている状況です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

本年7月6日土曜日、帝国ホテルにて全国私立医科大学同窓会連絡会東部会が慶應義塾大学医学部の主催で開催されました。16 時から始まった会⻑会では、岩手医大、自治医科大学、獨協医科大学、慶應義塾大学医学部、昭和大学医学部、順天堂大学医学部、聖マリアンナ医科大学、東海大学医学部、北里大学医学部、杏林大学医学部、帝京大学医学部、埼玉医科大学、東京女子医科大学、日本医科大学、東京医科大学、東京慈恵会医科大学、東邦大学医学部、日本大学医学部(順不同)の各同窓会⻑が集まり、同窓会の抱える問題について話し合いをしました。中でも名簿についてはその取
り扱いについて様々に意見が出されました。現在でも紙媒体で名簿を作成している大学がほとんどでしたが、流出等については頭を悩ませているようでした。また一方で流出等についての対策を工夫されている大学もあり大変参考になりました。本学でも名簿のオンライン化に向けて議論を重ねているところです。


会⻑会の最後に、慶應義塾大学医学部同窓会会⻑の武田純三先生より総括がありました。そのお話しの中で、「私立大学にあり国立大学には無いものとして、学祖の存在と建学の精神の存在がある。特に自校教育を学生に向けて行う事は、愛校心を芽生えさせる事になり、学生の満足度が高まり、それが受験生に伝わり受験者数も増える。例えば意に染まない大学に入学したとしても、自校教育によって愛校心を培う事は可能である。そして医学部は学部の使命を明示しなくてはならない。」と大学入試研究ジャーナルより抜粋されて教えていただきました。


また、同窓会離れについて私立医大同窓会連絡会東部会でも話題になりました。ではどうしたら良いのかという事について、ほとんど毎日考えています。私にできる事は限られていますが、全力で在校生を大切にして愛情を注ぐ事、同窓生を大切に思う事、先輩方を敬う事、そしてもちろん同窓会を認知して頂くために活動をやめない事、これらについて今後も力を尽くしていきたいと思います。

同窓会では様々なご意見も募集しております。同窓会の発展に向けてご意見やアイデアがございましたら是非ホームページからお寄せ下さい。


もうすぐ本学主管の東医体も始まります。また学園祭の準備も始まりました。お忙しいとは思いますが、どうぞ母校へ足を運んで下さい。そして後輩達の頑張りを見て下さい。先輩達の協力や見守りは愛校心に繋がります。きっと未来の同窓会が明るいものになると信じて歩みを進めていきます。暑い暑い夏ですが、どうか皆様お身体をお大切にお過ごしくださいませ。