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コラム会報誌研究発表

獨協医科大学同窓会総会|会長コラム Vol.13

7月12日の常任委員会、7月26日の評議員会を経て、8月5日土曜日如水会館にて同窓会総会がハイブリッドにて開催されました。


最初に議長は千木良 真保、議事録署名人は森 一博先生(1期)と平田 幸一先生(2期)が選出されました。


議題は、令和4年度事業報告、令和4年度収支決算報告、令和5年度事業計画、令和5年度収支予算、獨協医科大学同窓会会則変更についてでした。これらは全て満場一致で承認されました。その後令和4年度獨協伊賀大学同窓会学術団体援助金受給者報告を経て、令和4年度獨協医科大学同窓会研究助成金受賞者3名より素晴らしい報告がありました。37期の東平 翔太先生からは「新薬Halicinを用いた難治生バイオフィルム感染に対する治療戦略―人工関節周囲感染モデルマウスによる評価」、38期の阿部 誠先生からは「腎生検および透析導入患者の予後に関与する因子の検討」、25期の山岸 秀嗣先生からは「GPS-Academic を用いた学修成果の可視化と学生データの相関分析」をそれぞれご発表頂きました。いずれも非常に興味深く、今後の診療や学生サポートに非常に役立つ素晴らしい研究でした。

東平 翔太先生のご発表
阿部 誠先生のご発表

また令和5年度獨協医科大学同窓会研究助成金受賞者の表彰も行われました。浦山圭悟先生(42期)からは「症例報告や症例問題に対する鑑別診断リスト内に最終診断が含むかの判定に対する正確さについて医師とChatGPTの比較研究」、柿本慎太郎先生(39期)からは「自然言語モデルを用いた、酸塩基平衡異常の生理学的解釈を支援するAIシステムの開発」、竹越一博先生(9期)からは「女性アスリートの三主徴(Female Athlete Triad:FAT)の病態解明と治療・栄養戦略としての牛乳の可能性―本学同窓生による初の産学連携の試みー」、畠山稔弘先生(31期)「呼気終末二酸化炭素分圧モニタリングを駆使した、国内の救急救命士による的確な高度気道確保のための新たなトレーニングプログラムの開発と評価」以上の4題でした。受賞された皆様おめでとうございます。来年の研究発表が楽しみな演題ばかりでした。


通常総会の後は場所を移し、懇親会を行いました。猪口雄二先生(2期)笈田枝里子先生(34期)私(9期)の3人での演奏や、猪口雄二先生の新理事長就任お祝いなどもあり終始賑やかに楽しく会が進行しました。最後に平田幸一副学長(2期)から「獨協医科大学の同窓生である事に十分に誇りを持って進んでいきましょう。」と閉会のお言葉を頂戴いたしました。

集合写真(写真撮影のためマスクを外して撮影)

約50名の同窓生が集い、同窓生ならではの和やかで良い総会となりました。

参加された先生方に心から感謝申し上げますと共に、今後とも同窓会を宜しくお願い致します。