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コラム会報誌研究発表

新年のご挨拶|会長コラムVol.8

新年明けましておめでとうございます。



元旦の早朝、キリっと冷たい澄んだ空気を吸い込むと、‘さあ新しい年が始まったぞ!’と心も体も引き締まります。国試受験生にとってはまさに本番間近。緊張で気が引き締まっている事でしょう。

昨年12月30日に、大学の120番教室を訪ねてきました。



16期の中田俊之先生(トモヱ乳業 代表取締役)からの飲み物と同窓会が購入したお菓子を、年末年始に勉強している6年生に渡すためです。教室の中は熱気で溢れ、皆が真剣に目標に向かって勉強している事が伝わってきました。少し時間を頂戴し、中田先生からの依頼であった酪農業の直面している困難(コロナ禍での需要の低迷によるダメージ等)についての説明と、国試当日は東京支部会のメンバーが受験生の身体的なサポートをする事、卒業記念品のスクラブについてお話ししました。学生さんは皆非常に喜んでくださり、誰もが束の間の休み時間を楽しんでいたように思います。予め知り合いの6年生にお願いしていた事もあり、酪農業界応援のための写真撮影にもほぼ全員が応じてくれました。



学生さんの中には、小学校の給食等でトモヱ乳業の牛乳「ふるさと牛乳」を飲んでいたと話してくれる子もいました。口々に「美味しい!」「ありがとうございます!」と言ってくれ、私の方が嬉しい気持ちになりました。同窓会会長って役得ですね。教室には学長の吉田謙一郎先生、精神科教授 下田和孝先生、耳鼻咽喉・頭頸部外科特任教授 平林秀樹先生もおられました。年末にも関わらず学生を激励に来られた吉田先生、また年末年始に学生に付き合われる下田先生、平林先生の意気込みは、学生にしっかりと伝わっていると思います。同窓生として心から感謝申し上げます。この年末年始の勉強会は、そもそも下田先生の発案だそうです。下田先生がはるか悠久の昔に受験勉強で年末年始の缶詰を経験され、それを獨協医大に導入したと仰っていました。ありがたい事です。私としては、とにかく本学の受験生全員が合格する事をあらゆる神様に祈りたいと思います。

この企画は中田先生の協力無しには叶いませんでした。心より感謝申し上げます。


新年早々ですが同窓会は新企画として「同窓生による同窓生のための非常にためになる講演会」を1月7日夜7時より開催します。第一弾は神経内科教授 平田幸一先生の講演です。完全オンラインで行いますので、土曜日の夜ですがワインなどを飲みながらゆっくりと同窓生のお話しを聞いてみるというのはいかがでしょうか。テーマは‘睡眠’です。診療科によらずに身近なテーマです。是非皆様ご参加くださいますようお願いいたします。



新型コロナウイルスも益々増え続け、そこにインフルエンザも加わって、年末の当院発熱外来は息付く暇もない有様でした。新しい年は兎年です。コロナもぴょんぴょんと走り去ってはくれないものかと思わずにいられません。獨協医大も他の医療機関も大変だと思います・皆様どうかくれぐれもお身体に気をつけてください。今年が皆様にとってより良い年になりますようお祈りいたします。


そろそろお手元に新しい会報が届くと思います。お楽しみ頂けましたら幸いです。これからも新しい企画をどんどん出しながら良い会報にしていきたいと思います。今年も同窓会をどうぞ宜しくお願いいたします。