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本部

【オプトアウト(研究について情報公開し、研究対象者が拒否できる機会を保証する)】2019年度~2022年度の間に薬理学実習(薬理学治療ロールプレイまたは薬理学ロールプレイ)に参加した方へ

アクティブラーニングとしての「薬理学ロールプレイ」の有用性を考察する
-過去に行われた学生アンケート調査結果の後解析-
に対するご協力のお願い

研究責任者 獨協医科大学 薬理学 教授 藤田 朋恵
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 非常勤講師 柳田 俊彦
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 学内准教授 林 啓太朗
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 講師 相澤 直樹
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 助教 竹井 元
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 学内助教 森田 亜須可
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 非常勤講師 大内 基司
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 技術員 中舘 佐和子
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 技術員 舘野 里美
研究分担者 獨協医科大学 薬理学 技術員 前川 未央


2019年度~2022年度の間に、薬物治療ロールプレイまたは薬理学ロールプレイ実習に参加した学生さんのアンケート調査結果を用いて、下記の研究を実施いたします。この研究を実施することによる学生さんへの新たな負担は一切ありません。また学生さんの個人情報の保護について守ります。本研究でアンケート調査結果を使用することを望まない学生さんは、研究責任者までご連絡をお願いします。


1.研究の目的 及び 意義
 医学部の薬理学教育の目標は、学生が薬理作用と薬物動態の知識を身につけ、理解し、最終的に患者での薬物治療に応用することです。しかしながら、授業を中心とした学習では、薬の知識を丸暗記することが中心になり、患者さんにどの薬を選び、どの用量で、どのように投与するか、という思考を持つことは十分ではありません。「薬理学ロールプレイ」は、研究分担者の柳田らにより2010年から始められた、症例に基づきコミュニケーションによるアクティブラーニングです。現在は、20数大学の医学部、薬学部、歯学部、看護学科において共通プログラムで実施しています。そこで本学薬理学では、2017年度より「薬理学ロールプレイ」を導入しました。
 本研究の目的は、「薬理学ロールプレイ」が薬理学(漢方薬の適用、薬理作用を含む)の学習に役立つか、患者への理解・医師の動機づけに役立つか、学習姿勢に変化を与えうるかなどについて学生アンケート調査から考察することです。
 本研究の意義は、「薬理学ロールプレイ」に参加・見学した医学生によるアンケート調査結果を分析することで、ロールプレイ教育の有用性を考察することです。
医学教育モデル・コア・カリキュラム令和4年度改訂版では、医師として求められる基本的な資質・能力として10項目が挙げられています。「薬理学ロールプレイ」は、それらの項目の中でプロフェッショナリズム、総合的に患者・生活者をみる姿勢、専門知識に基づいた問題解決能力、コミュニケーション能力を学修し得ると考えられます。従って、本研究は、「薬理学ロールプレイ」を今後の医学教育の重要な方法の一つとして改良、継続していくために役立つと考えています。


2.研究の方法
1)研究対象者

 2019、2010、2021、2022年度の3年生で、本学薬理学実習「薬物治療ロールプレイ」または「薬理学ロールプレイ」に参加し、アンケートを提出した学生
 2019年度3年生 114名
 2020年度3年生 109名
 2021年度3年生 116名
 2022年度3年生 123名

2)研究実施期間
 西暦2023年7月25日 から 西暦2025年3月31日 まで

3)研究方法
 上記1)の研究対象者について、アンケート調査結果を解析し、以下の項目を調べます。
主要評価項目
・ 全学生によるアンケート項目の各 5 段階評価の割合
・ 全学生によるアンケート項目の各選択肢の割合
副次評価項目
・体験者(医師役、患者・家族役、コメンテーター (薬理学者 役、司会)、見学者別の 5 段階評 
 価の割合
・体験者別の 5 段階評価の割合
・ 症例別の 5 段階評価の割合
・感想文の一覧表
・感想文のキーワードによる絞り込み
・感想文のキーワードの出現頻度、キーワード間の相関
・対面、オンライン実習別の上記主要、副次評価項目

4)使用する試料・情報
 研究に使用する情報として、保管しているアンケート調査結果を使用します。


3.外部への試料・情報の提供
 共同研究機関へ電子媒体のアンケート調査結果をメールで送信する際には、匿名加工されたファイルにパスワードをかけて送信します。紙媒体のアンケート調査結果はコピーを手渡しします。


4.研究組織
 共同研究機関名:宮崎大学 医学部 看護学科 統合臨床看護科学講座臨床薬理学
 機関責任者:柳田 俊彦


5.お問い合わせ先
 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。本研究でアンケート調査結果を使用することを望まない方は研究対象としません。2023年12月31日までに下記にお申し出ください。その場合、皆さんに不利益が生じることはありません。
 獨協医科大学 薬理学
 研究責任者:藤田朋恵
 電話:0282-87-2128(平日9:00~17:00)
 Email: fujita-t@dokkyomed.ac.jp

以上

情報公開文書はこちら